“安倍マリオ”が世界を魅了
韓国紙「憎らしいほど楽しく平和のメッセージを伝えた」
リオデジャネイロ五輪閉会式で、
次回開催の2020年東京五輪をアピールするため、
安倍晋三首相が任天堂の人気ゲームキャラクター
「スーパーマリオ」を演じた
「アベマリオ」が世界中のメディアの話題をさらっている。
英BBC放送は電子版で、
アベマリオが土管の中から登場する複数の写真を掲載。
さらに、日本が世界に誇るポップカルチャーの数々を紹介し、
「安倍首相の登場は、
さまざまな論争に悩まされていた東京五輪に対して、
好意的な報道をもたらした」と伝えた。
各社の報道
米誌タイムは、
アベマリオの登場は閉会式を見ていた観客を驚かせた、と指摘。
さらに「ソーシャルメディアのユーザーたちは、
普段は無表情に見える首相が陽気な楽しい役柄を演じることに驚き、
すぐに熱狂した」と伝えた。
また、オーストラリア紙、シドニー・モーニング・ヘラルドは
「もし安倍首相のパフォーマンスが2020年東京五輪の前触れとなるのなら、
東京五輪の開会式、閉会式は一見の価値がある」と報じた。
一方、朝鮮日報の日本語版は
「3時間の閉幕式に8分間の強烈インパクト」との見出しをうち、
日本は「憎らしいほど楽しく平和のメッセージを伝えた」と報じた。