僕とシッポと神楽坂 1話 感想・ネタバレ テレ朝 金曜夜11時
出典:https://www.tv-asahi.co.jp/shippo/
相葉雅紀/広末涼子/小瀧望
日本では3人に1人が犬や猫などの動物と暮らしています。 現代社会において動物は私たち人間にとって
“ペット”という枠を超えたかけがえのない“パートナー”。 そんな大切な存在が、もしも病気になったとき…
尊い命を救ってくれる病院と獣医師は不可欠。
相葉が演じる達也は、神楽坂にある『坂の上動物病院』の獣医師。
勤めていた動物病院を辞めて実家に戻り、徳丸先生という獣医師のもとで働こうとしていたところ、突然徳丸先生が達也に病院を任せ、姿を消してしまいます。
戸惑いながらもそこに留まり、神楽坂の人々と交流を深めていく達也。
やがて「コオ先生」と呼ばれるようになった達也は、彼らの大切なペットの命を守るため、獣医師として奮闘を続けていきます。
そんなコオ先生が、手術前に不安でいっぱいの飼い主たちに、必ずかける言葉があります。
「○○さんの気持ちは受け取りました。頑張ります」
常に飼い主の心に寄り添い、患者としてやってくる動物=“シッポ”(※コオ先生は病院にやってくる犬や猫を、愛情を込めて“シッポ”と呼ぶ)を救うことに全力を傾けるコオ先生の言葉と姿勢。
動物を愛する心と、優しい雰囲気を持つ相葉は、まさにコオ先生という役にぴったりと言えるのではないでしょうか。
また、今作にはビションフリーゼのダイキチと三毛猫のオギというマスコットキャラクターのような犬と猫も登場! ともかく、週末のひと時を穏やかにしてくれる作品です。
1話の視聴率は6.6%と夜遅いのに健闘しています。
あらすじ
1話
勤めていた動物病院を辞め、実家がある神楽坂に戻った獣医師の高円寺達也(相葉雅紀)。
尊敬する獣医師・徳丸善次郎(イッセー尾形)の元で働きたいという強い意志を持って病院の扉を叩いた達也だったが、そこに徳丸の姿はなく、一通の置き手紙と預かり犬のダイキチだけが残されていた…。
「看板は下ろした あとはまかせた 徳丸」
達也に病院を任せ、引退するという徳丸に戸惑う達也。
ひっきりなしにやってくる患者に対応しながら、達也の新天地一日目はドタバタの中で幕を開けるのだった。
そんなある日、達也は街で車に轢かれたパピヨン犬と、その犬に付き添う少年・大地(矢村央希)と出会う。
大地とともに血だらけのパピヨンを動物病院に運んだ達也は、早急に手術の必要があると判断。
さっそく準備に取り掛かろうとしたその時、急に連絡が取れなくなった大地を心配して、母親の加瀬トキワ(広末涼子)がやってくる!
古びた病院の設備と人手の足りなさに、「こんなところで手術をするなんてありえない。
他の病院に運ぶべき」と主張するトキワに対し、「脾臓破裂の疑いがあるため、運んでいる時間はない」と返す達也。
そんなふたりの様子を見て、パピヨンの命の危機を感じて不安になる大地は、今にも泣きそうになりながら「先生、ワンコを助けて…」と懇願する。
「大地くんの気持ちは受け取りました。頑張ります」
大地の手を優しく握り、そっと目を閉じてそう囁いた達也は、トキワの制止を振り切り、手術を開始してしまう!
成り行き上、サポートに入ったトキワ。しかしその丁寧で繊細なメスさばきに驚きを見せる。
一方の達也も、トキワが動物看護師だと知り、この病院で働いてもらえないかと切り出してみるが…?
2話予告
トキワ(広末涼子)を看護師に迎え、達也(相葉雅紀)は、『坂の上動物病院』の院長として再出発する。
ある日、達也は症例発表会に出席し、そこで『ナルタウン動物病院』の獣医師・田代真一(村上淳)と東都獣医大の学生・堀川広樹(小瀧望)に出会う。
症例発表では「ペットと飼い主の心の治療と在宅ケア」について講演をした達也。
そんな達也の講演にひとり熱心に耳を傾けている少女がいた。
少女の名前は大沢香子(喜多乃愛)。
骨肉腫を患う愛犬・ジュリは『ナルタウン動物病院』に通っており、田代の診療によって治験段階の新薬の投与が行われていた。
しかし田代から「このまま投薬治療を続けても転移の可能性がないとは言い切れない。 断脚手術を考えるべきではないか」と告げられ、香子の母・頼子(ホーチャンミ)は猛反対 。しかし投薬治療で毎回苦しそうな様子を見せるジュリに、香子は治療法の見直しも必要なのではないかと考えていた。
そんなとき、症例発表会での達也の発表を思い出した香子は、広樹に頼み、『坂の上動物病院』の達也のもとを訪れる。
田代の診療の合間に目を盗み、『坂の上動物病院』に来てしまった香子に、達也やトキワはびっくり!
ひとまずはトキワが田代に連絡を入れ、事なきを得るが…?
「ジュリを見てください」と達也に頼む香子。
そんな香子の懇願に、達也が下した判断は、結果的に田代との対立を生むことになってしまい…?