あなたには渡さない 3話 感想・ネタバレ テレ朝 土曜夜11時
出典:https://www.tv-asahi.co.jp/anawata/#/?category=drama
木村佳乃/水野美紀/萩原聖人
「ご主人をいただきにまいりました」――ある日いきなり目の前に現れた女がこう言い、平穏な日々から一転。どん底に落とされた平凡な専業主婦が、強く美しく、そして恐ろしく“変身”していく…。
主演は、木村佳乃。夫に裏切られ、思いもよらぬ困難に立ち向かうことになった主人公・上島通子を演じる。
そして、夫の愛人として通子の前に立ちはだかる女・矢萩多衣を水野美紀が、愛人に溺れた通子の夫を萩原聖人が、通子を密かに思う幼馴染を田中哲司が熱演。
40代の男女が繰り広げる激しく濃厚なラブ・サスペンスがスタートする。
主人公は、結婚して20年になる上島通子(木村佳乃)。料亭の御曹司で板長を務める夫・旬平(萩原聖人)のもとに嫁ぎ、専業主婦として2人の子どもにも恵まれ平穏な日々を送っていた。
しかし、そんな通子の前にある日突然、夫の愛人と名乗る女・矢萩多衣(水野美紀)が現れ、「ご主人をいただきにまいりました」と告げる。
6年前から関係を持っていたと語る多衣は通子に夫の署名入りの離婚届を突きつけ、さらに夫の母である亡き姑は自分たちの関係を歓迎していたと驚きの事実を話す。しかも、夫の料亭は多額の負債で倒産寸前であることも発覚。
思いもよらぬ事実を次々と突きつけられた通子は、多衣に旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらう形で費用を捻出し、自らが女将となって料亭を立て直すことを決意する――。
あらすじ
3話
旬平(萩原聖人)が多衣(水野美紀)のマンションに通っていることを知り、自分の中にあった旬平への未練を自覚させられた通子(木村佳乃)。
そんな中、通子宛に大角六扇(横内正)から電話が。
六扇は、『花ずみ』の仲居・堀口八重(荻野目慶子)と旬平の前の『花ずみ』板長・前田秀治(柴俊夫)がデキているから用心した方がいいと語る。
これほど『花ずみ』のために尽くしてくれている八重が? にわかには信じられない通子。
だが半月後、六扇の予言を裏付けするように盛況だった『花ずみ』の客足に陰りが…。
八重はライバル店のスパイなのかという疑惑が持ち上がる。
さらに、『花ずみ』に“もう一人の愛人”が出現!
それは旬平の父親で先代板長の愛人だった鶴代(萬田久子)。
そして、その後ろから多衣も現れ、通子と旬平は驚きを隠せない。
義父の愛人だった鶴代と、夫の愛人だった多衣…。
最初は別々の場所に座っていた鶴代と多衣だが、やがて2人の愛人は通子を巻き込んだバトルを展開しはじめ…!?
女将として、そして女として。
通子は一体、彼女たちにどう立ち向かっていくのか――。
2話
金沢の多衣(水野美紀)の元を訪れ、旬平(萩原聖人)との婚姻届を6000万円で買ってほしいと告げた通子(木村佳乃)。
通子がその6000万円で新しい料亭『花ずみ』を始めると聞いた多衣は、金を用意する明日まで金沢で待っていてほしいからと通子に旅館を紹介する。
だが旅館の一室に入った通子は、多衣がどうしてこの宿に通子を泊まらせたのかに気付き怒りに震える。
翌日、再び通子と対面した多衣は「担保はあなた自身。あなたに賭けてみたくなった」と6000万円を振り込むことを確約。
さらにもう一つ担保があると言い、実は旬平の母親から預かっていたというある帯を手渡す。
新生『花ずみ』に向けて動き出す中、笠井(田中哲司)が様子を伺いに訪問。
軽口を叩きながらも通子を優しく激励する。
そんな様子を意味深に見つめる旬平。
さらにそこに多衣までが現れ、四角関係の当事者が一堂に会し一触即発の空気に!
そうして、いよいよ通子が女将を務める新・『花ずみ』の開店日を迎え――。