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英国のEU離脱の影響

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英国のEUからの離脱は、

リーマンショックなど問題にならないほど
大きな影響を及ぼしそうです。

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これを、①英国②EU③世界と見てみたい。

 

①まず、英国国内では、スコットランドや
北アイルランドで独立機運が再燃している。

スコットランドでは残留支持が62%に上り、
英国全体と逆の結果となった。

スコットランド自治政府のスタージョン首相は24日、
「EUに残るためなら何でもする。
住民投票の用意をすべきだ」との声明を発表した。


北アイルランドでも残留支持が56%で、
英国からの離脱を求める声が強まっている。

アイルランドとの統合を主張する
野党シン・フェイン党などがEU残留を訴えてきた。
離脱となれば、EUに属するアイルランドとの関係が疎遠になるためだ。


英国のメージャー元首相は国民投票前、
「連合王国が分裂してしまう」と残留を呼び掛けていた。
英連合王国崩壊への懸念さえ出始めており、
この懸念が現実化しかねない。

さらに、英国がEUに加盟しているメリットがあるため
英国に進出していた企業が移転を考え始めたようで、
これも英国に大きな影響を及ぼしそうである。


②次にEUだが、「反EU」「反移民」をスローガンに掲げる
各地の極右・新興政党は「英国に続け」と気勢を上げている。

オランダでは世論調査で、国民投票でEU加盟の是非を問いたい
との回答は54%に達した。

デンマークやスウェーデンの極右政党は、
EU残留か離脱かを問う英国同様の国民投票を要求している。

イタリアの新興政党「五つ星運動」も、
ユーロ離脱の国民投票の実施を目指している。

ギリシャはEUに対する国民の不満が爆発した点は
英国民投票と同じだが、ギリシャ国民の大半は
EUやユーロ圏からの離脱までは望まなかった。

ロイター通信によると、チプラス首相は
英国がEU離脱を選択したことは欧州にとって「マイナス」と指摘。
EU加盟各国は「より良い欧州」の実現へ協力していく必要があると語ったとのこと。

金融危機、ギリシャ危機、ウクライナ危機、難民危機と
何年もほぼ途切れなく非常事態が続く欧州。
EUは、存在意義そのものが問われる重大な試練に直面していると言えよう。

世界は

世界的には、英国の国民投票でEU離脱派が勝利する
という衝撃的な結果を受け、24日は各国で株価が大きく値下がりした。

合計2兆1000億ドル(約215兆円)が市場から失われる形になった。
世界経済に打撃を与える新たなリスクに直面した
投資家の間に動揺が広がっっている。

これがどのように波及していくかは
予断を許さない状況と言えよう。